
上司との人間関係
上司との人間関係を良好にすることは、仕事をする上で欠かせないものです。
しかし、その人間関係がストレスの原因になることもあります。
どうすればストレスフリーな関係を築けるのでしょうか。
この記事では、会社中心の思考を持つことと、上司への報告でストレスを発生させない方法について解説します。
これらの方法を実践することで、上司との人間関係をより良好にし、ストレスフリーな環境で働けるようになるでしょう。
上司との人間関係のストレスをなくす方法

上司との人間関係のストレスをなくす方法
私は今まで、転職を13回しています。
上司以外との人間関係のストレスで辞めた会社は何社もありました。
しかし、上司との人間関係が原因で辞めたことは一度もありません。
上司との人間関係を良好に保つと、会社での仕事を、自己実現やスキルアップの実現のために有意義にすることができます。
- 会社中心の思考を持つ
- 上司への報告でストレスを発生させない
会社中心の思考を持つ
会社は、商品やサービスを提供して、利益をあげ続ける組織です。
利益をあげなければ、会社は存続できません。
社会に役立つ商品やサービスは、社会に認められ支持されて利益が発生します。
会社に利益があると、雇用されている社員に給与が支給されます。
会社が豊かになれば、自分も豊かになれます。
会社で働くときは、自分を中心に物事を捉えたり考えたりするのではなく、会社中心の思考を持ちましょう。
自分中心ではなく、会社中心もしくは、創業者や社長ならどう考えるかという、考えをもちましょう。
同じ目的を持った職場で働く上司との人間関係を良好にするには、共に同じ会社で働く同士として認め合い、協力しあって仕事をすることが理想です。
上司がどんな言動をしているかを、会社を中心として捉えて見て下さい。
会社を中心に考えてみたときに、上司が利益を損なうような発言をすることがあります。
その上司は上司としての責任を果たしていません。
働いている社員の健康や利益を損なうような上司は、会社に不必要です。
あなたと上司には立場の違いがあるだけです。
同じ職場で働く仲間として、より良い会社にしていきましょう。
お互いに切磋琢磨していれば、人間関係は良好に保たれるのでないかと思います。
もし、上司と意見の食い違いがあったら、対立しないで、まずは、上司の立場を理解してみましょう。
どうしても、上司がわけのわからないことを言っていると思ったら、上司の上司に相談しましょう。
この方法で、会社の上司との人間関係は改善されると思います。
決して社畜をすすめているわけではありません。
視点を会社中心にするだけであり、自分の意思と良心を放棄するわけではありません。
会社に飼いならされるわけでもないし、サービス残業や転勤もいとわないわけではありません。
自分を一番大事にしましょう。
上司への報告でストレスを発生させない
上司との人間関係によるストレスをなくすには、上司への報告に気を使うことです。
上司への報告の順番は、
- 事実を報告する
- 解釈を述べる
がいいです。
事実を報告する
まずは、いま現状で何が起きているかを、端的にまとめて事実を報告しましょう。
伝えるべき現状がポジティブでもネガティブでも、事実を正確に伝えましょう。
上司は現状で、何が起きているかを知りたいです。
次の一手を決めるために、正確な判断材料が欲しいのです。
部下は、失敗を隠すなどの自分を守るために、曖昧な報告や嘘の報告をしてはいけません。
解釈を述べる
事実を淡々と報告したあとには、自分の解釈を述べましょう。
ただ報告だけでは、なにも考えていないという判断をくだされてしまいます。
前向きに試行錯誤しながら仕事をしていたら、事実に対する自分なりの解釈があるはずです。
上司と人間関係のストレスが発生するのは、
- 事実と解釈の順番が逆
- 事実だけ
- 解釈だけ
だったりするからです。
上司は良くても悪くても、事実が知りたいので、事実と解釈を混ぜないで、きちんと分けて報告しましょう。
次に、上司からは、必ず解釈した根拠を聞かれるでしょう。
根拠の優先順位は、
- 数字(勘で言ってるのではない)
- 仮説を立てる (似たデータで理論を組み立てる)
- 経験談(アイデアとして1例を出す)
優先順位は、1番目の数字が一番高いです。
しかし、具体的な数字が出せなければ、2番目の仮説や3番目の経験談で解釈の根拠を述べて報告しましょう。
上司への報告がうまくいかないと、お互いにストレスになります。
上司の報告がうまくいけば、上司からできる部下だと思われます。
お互いにストレスが発生しません。
上司への報告は、
「事実」→「解釈」→「根拠」
の順番で正確に報告しましょう。
参考:
上司との人間関係が良いと得すること

上司との人間関係が良いと得すること
上司との人間関係が良いと、会社に行くのが楽しくなります。
仕事をしていても上司がストレスの原因になることはありません。
業務効率も良くなります。
逆に、上司との人間関係が悪いと、会社に行くのが億劫になって通勤もつらくなります。
意思疎通がうまくいかないので、業務効率が悪くなります。
評価基準はたくさんあるので、人間関係だけが良くてもダメでしょう。
しかし、基本は人間関係にあります。
普段から上司との人間関係を良好に保てていれば、評価も良くなるでしょう。
評価が良いと、昇進や給料が上がる可能性が出てきます。
いいことづくめなので、上司との人間関係を良好に保ちましょう。
上司は部下の成長を楽しみにしています

上司は部下の成長が楽しみ
今度は逆の立場での意見になります。
私は、30代前半の頃から上司として部下をもっていました。
自分の指導の元、部下が仕事を覚えてしっかりこなし、業績をあげてくれるのを期待していました。
部下の成長が楽しみでした。
仕事に消極的な部下や、積極的ですごく優秀な部下もいました。
どんな部下も悩みを抱えながら一生懸命に仕事をしていました。
上司と部下は立場が違うだけです。
同じ目的をもった会社に属しているのですから、お互い協力しあって、会社の業績を伸ばしていきましょう。
会社が発展しなかったら、誰の給料も増えないですから。
視点を会社中心にして、上司との人間関係を良くして、快適な会社生活を過ごしてくださいね。
まとめ
以上ですが、参考になりましたでしょうか?
まとめます。
- 上司との人間関係のストレスをなくす方法
- 会社中心の思考を持つ
会社で働くときの思考は、自分を中心に物事を捉えたり考えたりするのではなく、会社中心の思考を持ちましょう。 - 上司への報告でストレスを発生させない
上司への報告は「事実」→「解釈」→「根拠」の順番で正確に報告しましょう。
- 会社中心の思考を持つ
- 上司との人間関係が良いと得すること
評価が良いと、昇進や給料もあがるかもしれないので、上司とは人間関係を良好に保ちましょう。 - 上司は部下の成長を楽しみにしています
自分の指導の元、部下が仕事を覚えてしっかりこなし、業績をあげてくれるのを期待していたので、部下の成長が楽しみでした。
あなたも人間、上司も人間です。
好き嫌いや得手不得手があると思います。
今の会社で頑張るのなら、上司との人間関係を良好にして仕事をするのが、マストになります。
まずは、会社中心の考え方と、上司への報告を事実→解釈→根拠でしてみて下さい。
でも、どう頑張っても、上司との人間関係がうまくいかないことがあります。
思い切って転職してみるのも一つの選択肢かも知れません。
転職するなら、転職サイトに登録してみるのも良いです。
しかし、並行して転職エージェントにも登録すると、アドバイザーが無料で担当してくれます。
応募書類の添削や、面接対策と、何かと心強いです。
転職サイトや転職エージェントには強みや弱みがあります。
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