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転職先の面接で前職の退職理由を聞かれた時の答え方のポイントと例

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面接で退職理由を聞かれます

面接で退職理由を聞かれます

転職先の面接で前職の退職理由を聞かれるの?

こんな疑問にお答えします。

転職先の面接で前職の退職理由を聞かれることは多いので、職務経歴書に退職理由を書いていても口頭でしっかり答えられるようにしておきましょう。

ただ前職の退職理由がネガティブだったら、面接での説明の仕方をどのようにしたらいいか迷うと思います。

面接官に好印象を持たれるようにするには、ネガティブな退職理由で辞めたとしてもポジティブな退職理由に置き換えた内容で説明出来るようにしておきましょう。

この記事では、退職理由のパターン別に「答え方のポイント」と「答え方の例」をご紹介します。

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退職理由の答え方のポイントと例

懲戒解雇で退職

クビとも言われる「解雇」は、大きく分けて懲戒解雇、普通解雇、整理解雇の3種類があります。

整理解雇は、以前に在籍していた会社が倒産して解雇されるので、応募者の責任で退職したのではないと判断されて転職先の採用面接では評価がマイナスになることはないです。

懲戒解雇や普通解雇の方は、採用に大きな影響が出ると考えられます。

特に懲戒解雇は、違反や違法行為などを起こした責任が労働者にあるので、解雇理由も会社都合ではなく自己都合退職として処理される傾向にあります。

懲戒解雇の場合は、前の会社に対して少なからず損害を与えているので、ポジティブに話を置き換えにくいです。

でも、懲戒解雇されたからといって再就職をする権利がないわけではありませんし、懲戒解雇が理由で再就職を阻まれることもありません。

懲戒解雇されたことを面接で正直に伝えることは基本ですが、理不尽なことに懲戒解雇されたことを正直に話した結果、採用されなくて虚偽の話をして採用される人もいます。

しかし虚偽の話をして採用されたとしても、懲戒解雇が発覚してしまうリスクがあるので、いうか言わないかは自己責任で判断するしかないです。

自己判断ですが誰かに相談するとしたら、履歴書や職務経歴者の書き方も含めて転職サービス転職エージェントに相談してみると懲戒解雇の場合でも適切なアドバイスがもらえるでしょう。

ひとまず懲戒解雇で退職した時の答え方のポイントをあげておきます。

  • 懲戒解雇になったことの理由を伝える
  • 反省していることを伝える
  • 分析した原因の内容を伝える
  • 応募している会社には影響がなく、二度と会社に迷惑になるようなことは起こさないことを誓う

答え方の例

懲戒解雇の場合は、ケースバイケースで内容的にセンシティブな案件なので答え方の例はここでは省略します。

正直に伝えるかどうするかも含めて転職エージェントに相談してみましょう。

短期間で退職したとき

前職であまりにも短期間で退職していると、入社してもまたすぐに辞めてしまうのでないかと思われるので工夫が必要です。

短期間で退職した時の答え方のポイント

  • 仕事を続けたかったが、どうしても仕方なく退職した
  • 退職したことの不服をいっているように聞こえないようにする
  • 希望していない業務であったが自分なりに努力した
  • 今後の仕事への前向きな意欲を伝える

答え方の例

「経理事務の求人ということで応募して入社しましたが配属されたのは営業でした。

望んでいない仕事でしたが任された以上は新規顧客の開拓に取り組み成果を出すことが出来ました。

ただ私自身といたしましては、経理事務としての経験を活かした仕事をしていきたかったのでその旨を折りを見て上司に相談しました。

上司からは当面の間、営業として頑張ってほしい旨を告げられましたので、私としては不本意でしたが止む終えなく短期で退職することにいたしました。」

家族の介護が必要になり退職したとき

家族の介護は、いつかそういう日が来るのではないかと心のなかで想像していたこととはいえ、急に病気が発症してしまうとすぐに介護が必要になります。

退職理由が急な介護が原因だったとしても、現在は介護施設などに入所していて自分自身にも以前働いていた時のように時間的余裕が出来たのなら面接官にそう伝えます。

家族の介護が必要で退職した時の答え方のポイント

  • 入社後は介護により業務に支障をきたさないこと
  • 現在は仕事に支障のないように対策したこと

答え方の例

「母が脳卒中で倒れ要介護になりました。

父は高齢であるため私が仕事を続けながら母の介護をしていましたが悩んだ結果、介護に専念するために退職しました。

現在では介護施設に入所することができましたので私は仕事に専念することができる状態です。

今後は前職での経験を活かし御社に貢献したいと思っています。」

自分の体調不良や病気が原因で退職

体調不良や病気で自分の病気療養をするために退職しなくてはならないことがあります。

体調不良や病気で退職した時の答え方のポイント

  • 病気が原因であることは隠さずに正直に話す
  • 現在は治っていて他の人と変わらない働きが出来ることをアピール

答え方の例

「長時間残業や休日出勤が続いたのが原因で体調不良に陥りました。

残業時間が多くならないように業務効率化を図りながら責任感をもって仕事に取り組んでまいりましたが、病気には勝てませんでした。

療養した結果、体調も回復し病気する前の健康状態になりましたので今は他の人と変わらず働くことができます。今後は、御社に貢献したいと思います。」

残業が多く休日が少ないことが原因で退職

働き方改革で、時間外労働の上限規制が施行されて残業時間の上限は原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできなくなりました。

残業が多いことによって心身の疲労が蓄積したり、リフレッシュできなければ仕事の質にも影響してきます。

残業が多く休日が少なくて退職した時の答え方のポイント

  • 業務改善のために努力した
  • ワーク・ライフ・バランスを改善したい

答え方の例

「前職は残業するのが当たり前の社風だったため、自分の仕事が終わっても上司が残っていたら先に帰れない雰囲気がありました。

残業することは苦ではないですが、もっと効率的に業務を遂行出来るのではと思っていました。

業務改善の一環としてアウトソーシングなどの提案をしましたが、会社は現状維持の姿勢が変わらず、このままではワークライフバランスが保てないと思い退職しました。」

給料が少ないことに不満で退職

待遇面での不満はできるだけ言わないほうがベターです。

面接官は自社でも同様に待遇面の不満があり、他に高待遇で雇用してくれる会社があったら転職してしまうのでないかと思われてしまいます。

給料が少なくて退職した時の答え方のポイント

自分の働きに対する評価を正当にしてくれる会社で働きたい。

答え方の例

「前職では年功序列制度がありましたので、成果を上げても報酬に反映されませんでした。

結果としてモチベーションの維持が困難でした。

今後は、自分の実力を正当に評価してくれる会社で思う存分力を発揮したくて、転職を考えました。」

上司のパワハラが原因で退職

会社での優位性を利用して精神的肉体的な苦痛を与えるパワーハラスメントが原因で、退職することもあります。

パワハラで退職した場合は、面接でどのように伝えたら印象が良いでしょうか?

実際にパワハラを受けていたとしても、面接官に「パワハラ」という単語を使用するのは控えたほうが良さそうです。

なぜなら、うまく伝えることができないと一方的にネガティブに前の会社の悪口を言っているだけだと捉えられてしまいかねないからです。

上司のパワハラが原因で退職した時の答え方のポイント

  • パワハラという単語は使わない
  • ネガティブをポジティブに置き換える

答え方の例

「前職では到達不可能な売上目標が設定されていました。それでも月の殆どを休みなく働いて目標を達成するために頑張りました。

しかし売上を上げるためだけに偏重していて、顧客満足度が低いと思い業務改善の提案もしましたが聞き入れてもらえず、会社の方針として売上を上げることが最重要との判断が優先されていました。

今後は、顧客の要望にじっくりと耳を傾けた営業活動をしていきたいと思い、御社に応募いたしました。」

人間関係が理由で退職

人間関係が理由で誰かと揉めたか嫌になったかで退職したのなら、そのままありのままに面接官に伝えると協調性のない人と見られます。

自社でも同じ人間関係が原因で辞めてしまわないかと不安がられます。

人間関係が理由で退職した時の答え方のポイント

人間関係が原因で退職したのではなく、社風や仕事の進め方が原因ということを力説する

答え方の例

「前職はトップダウンが社風だったので、上司からの一方的な命令が絶対的でした。

部下からの建設的な進言も、一切取り入れてもらえませんでした。

今後は、社員同士が意見を自由に発せられて、その中の良い意見ならば採用してもらえるような環境の中で仕事をしてみたいので退職いたしました。」

社内ニートが理由で退職

「社内ニートだったので、仕事がなく時間を持て余して暇だったので退職しました」と伝えることは嘘がなく本当のことだと思います。

ただ、あまりにもストレートすぎるので面接官はどう思うでしょうか?

仕事がない原因が部署に仕事の絶対量がなかったり、人が余っているなどで会社に原因があったとしても与えられた仕事しかできない上に、自分で仕事を探さなかったと思われてしまいます。

面接ではできるだけポジティブなことを言ったほうがいい印象を持たれるので、社内ニートだったことは言わない方がいいと思います。

社内ニートが理由で退職した時の答え方のポイント

転職理由で社内ニートだったというネガティブなことを言わないで済ますには、過去のことはさらっと言って、転職したらこうありたいという未来のことを面接官に伝えることです。

答え方の例

「前職では事務職として業務を行っていました。

個人での業務分担がはっきりしていてスキルアップを望んでも担当している業務の枠が超えられない状況が続いていました。

御社での業務を総合的に任せていただける環境に身を置き、より成長しながら広範囲な業務に対応する力を身につけたいと思い、転職を決意いたしました。」

社内ニートだった場合、履歴書や職務経歴書の見せ方がポイントになりますので、転職エージェントを利用して転職のプロからアドバイスをもらうと転職の成功率が上がると思います。

転職エージェントは無料で利用できますので相談してみてください。

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面接官は退職理由を聞くことで何を見ているのか?

何を見ているのか?

何を見ているのか?

面接官は退職理由を聞くことで何を見ているのでしょうか?

概ね以下の事を見ています。

  1. 前職とおなじ退職理由で退職しないか?
  2. 仕事に対する考え方と人柄が社風と合っているかどうか?
  3. 退職理由が会社のせいにしたり回りの人のせいにしたりしてないか?

では具体的に見ていきます。

1.前職とおなじ退職理由で退職しないか?

会社は従業員になるべく長く働いてもらいたいと願っていて、その間に会社に多くの利益をもたらしてくれることを望んでいます。

前職で退職したことの振り返りがうまくできていなければ前職と同じ退職理由で辞めてしまう可能性があるので、自社に入社しても長く定着しないのでないかと思われます。

2.仕事に対する考え方と人柄が社風と合っているかどうか?

社風になじまないと会社に居づらくなることもあるので、社内で孤立しないように社風にあっているか確認しています。

退職理由から仕事に対する考え方がわかるので、自社の労働条件や社風などにあっているかが判断できます。

3.退職理由を会社のせいにしたり回りの人のせいにしたりしてないか?

業務のことや人間関係で何かアクシデントが生じた時に、他罰傾向があるかどうかを発言内容から読みとります。

アクシデントを自分のこととしてどう対処したかを確認します。

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まとめ

退職理由のパターン別に「答え方のポイント」と「答え方の例」をご紹介しました。

退職理由が自分に不利だと思えても、マイナス思考に陥らずに出来る限り内定をもらえるようなプラス思考の回答を考えてください。

「退職した」という事実は変わらなくても、自分の物の見方と考え方を変えれば嘘をつくことなく相手にプラスの印象を与えることができます。

懲戒解雇で退職した場合のところでもご案内しましたが、応募書類の書き方や面接のアドバイスなどは転職エージェントに依頼していれば丁寧に教えてくれます。

表現の仕方を変えれば、面接官が受け取る印象は変わるので、教わりながら面接での伝え方を工夫してみましょう。

では転職面接の成功を祈ります。

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