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転職を繰り返す人の末路は一律に悲惨ではなく辞め方で変わります

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転職を繰り返す人の末路は?

転職を繰り返す人の末路は?

転職数が増えると末路が不安になると思います。

20代で転職を繰り返していた私は、このペースで転職すれば転職回数のギネスブックに載れるかもしれないと思っていました。

そんな私がたどり着いた結論は、転職を繰り返す人の末路は、一律に悲惨ではなく「辞め方で変わる」です。

新しい職場でのトラブルや自身のスキルに見合わない仕事内容に不満を持って辞める「ネガティブな転職」は、転職先でも同じような問題が発生する可能性が高いです。

キャリアアップには繋がりません。

新たなチャレンジやスキルアップのために転職する「ポジティブな転職」の場合は、自己成長につながりより良いキャリアパスを手に入れることができます。

この記事では、

  • ネガティブな転職とポジティブな転職とでは最終結果が異なること
  • 仕事の辞め方がその結果にどのような影響を与えるか

について解説します。

転職を繰り返す人の末路は一律に悲惨ではなく辞め方で変わります

転職を繰り返す人の末路

転職を繰り返す人の末路

「末路」という言葉は「人生や組織の盛りを過ぎた末。なれのはて。」という意味になります。

転職を繰り返す人の「末路」は暗い未来しかないように思えます。

転職を繰り返すことで悲惨な末路を迎えてしまう体験談は多く聞きます。

しかし、転職を繰り返して「末路」になるのは、退職理由の違いが原因です。

転職を繰り返す人の末路が悲惨な場合

転職を繰り返す人の末路が悲惨な場合

転職を繰り返す人の末路が悲惨な場合

転職を繰り返す人の末路が悲惨になるのは、ネガティブな転職をした場合です。

ネガティブな転職を繰り返すと末路

「人間関係や仕事の内容が自分に合わない」などの理由で、短期間で転職を繰り返すと、仕事経験や実績が自分の中で積み上がりません。

市場価値が低いままです。

スキルがない状態で転職したら、年齢だけは転職のたびに上がっていきます。

転職先では年齢に見合う活躍が見込めなくて、給料も前職と比べて上がりません。

年齢がさらに上がって、ネガティブな転職を繰り返そうとしても、雇用してくれる企業は限りなく減ります。

転職理由がネガティブな転職をして、転職回数が増えたなら暗くて悲惨な末路が待っているだけです。

「仕事が続かない」などのネガティブな転職理由は、原因を取り除きましょう。

以下の記事では、全部がネガティブではありませんが「仕事が続かない原因10選と続かない原因別に対処法をご紹介」していますので参考にしてください。

  • 給料が安い
  • 仕事内容が合わない
  • 働く時間が長い
  • 働く目的がない
  • 通勤の満員電車がつらい
  • 家が裕福
  • 飽きっぽい性格
  • わがままな性格
  • 大人の発達障害で人間関係が苦手
  • ブラック企業
仕事が続かない原因と対処法10選!仕事の継続性に悩む人必見
仕事が続かないと感じている人は多いかもしれません。 仕事が続かないと、ストレスや不安を感じることがあります。 仕事が続かない原因はさまざまであり、それぞれに対処法が必要です。 本記事では、仕事が続かない原因と対処法について解説しま

転職を繰り返す人の末路対策

新入社員の約80%以上が10年以内に転職したいと答えます。

転職でキャリアアップするように、転職を繰り返したときに悲惨な末路にならないように対策しておきましょう。

  • キャリアアップにはポジティブな転職を20代で!
  • 転職先を決めてから退職
  • 転職エージェントを利用(できれば)

キャリアアップにはポジティブな転職を20代で!

転職を繰り返したとしても、悲惨な末路にならないようにするには、キャリアチェンジやキャリアアップなどのポジティブな転職をすることです。

転職理由がキャリアアップや年収アップなどのポジティブな転職で転職回数が増えても、明るい未来が期待できます。

転職理由の違いで結果が大きく「180度変わる」のです。

ただ、実際にキャリアアップのための転職だとしても、面接などで転職理由を答えるときには注意が必要です。

単に「キャリアアップのため」と言うより、もう少し深く考えて言ったほうが良いです。

面接官によっては「キャリアアップ以外」の理由でお答え下さいと言われることがあるからです。

キャリアの構築は人によって異なるので「キャリアアップ」と一言で表すのではなく「転職して実現したいことを具体的」に答えましょう。

転職先を決めてから退職

どの年代でも該当するでしょうが、特に年齢が上がってからの転職は、年相応の給料で生活しているでしょう。

いきなり失業保険での生活になると、経済的に苦しくなる場合があります。

転職するとしたら、転職先が決定してから退職しましょう。

私のように、40代なのに先のことを考えないで勢いで退職すると、再就職先がない(収入が途絶える)状態に陥り、悲惨な末路を迎えてしまいます。

転職エージェントを利用

転職で悲惨な末路を遠ざけるためのポジティブな転職をする前提は、

  • 転職のノウハウを得る
  • 自分の市場価値を知る

ことです。

そのためには、なるべく若い20代のうちに、転職のプロである転職エージェントを最大限に活用しましょう。

転職ノウハウや自分の市場価値がわかります。

転職エージェントに登録すると、公開求人はもとより、非公開求人の紹介や、転職活動全般のサポートをしてくれます。

転職エージェントなどの民間職業紹介事業者を利用して転職する人は「右肩上がり」に増えています。

出典:労働市場における雇用仲介の現状について

転職を繰り返した私の末路

出戻り転職を含め、正社員と派遣社員で在籍した企業はのべ14社で、転職回数は13回です。

仕事が長続きせずに、転職を繰り返していたので末路が不安でした。

転職エージェントを利用して転職した先輩からの誘い

転職を繰り返していた私は、前の会社で共に働いていた先輩に引き抜いてもらいました。

先輩は、転職エージェント(リクルートエージェント)を利用して、事業の多角経営をして成長している勢いのある会社に転職していました。

転職の面接では採用担当の役員が、私の転職回数の多さを気にしました。

しかし、新規事業立ち上げの忙しい時で、即戦力が求められたこともあって運よく採用されました。

それまで転職回数が多かった私の転職が成功したのは、辞めたくて転職したのではなくて、キャリアアップのためのポジティブな転職が成功したからです。

ただ、最初から自分自身で転職エージェントを利用すれば、自分の適性に合った企業に転職できたでしょう。

若いうちにポジティブな転職をした

私がポジティブな転職をしてなかったら、さらに転職回数が増えて末路は悲惨なものだったと思います。

経験上、転職を繰り返しても20代のうちならまだ余裕があります。

30代をすぎるとポジティブな理由だったとしても、今の日本では転職は難しくなる傾向があります。

この記事を読んでいただいている「若いあなた」には、少しでも若いうちにポジティブな転職をして欲しいと思います。

\求人数日本一!/リクルートエージェント

最後はネガティブな理由で退職

私は、平凡な社員だったので、そのまま年を取って会社に在籍していても、老害化するだけだと思いました。

自分より経歴が優秀な社員を採用したあとで、会社が困らないようにして退職しました。

せっかく入社できて17年間勤めた良い会社でしたが、次に行くあてもない退職でした。

辞めてからはどんなに次の仕事を探しても、正社員で雇ってくれる会社は1社もありませんでした。

マンションのローンが残ったので、派遣社員やアルバイトもやりましたが、うまく馴染めなくて長続きしませんでした。

収入が途絶えて高いローンが払えなくなったので、マンションを売却して今は家賃の安い地方に引っ越して賃貸暮らしです。

自分のことを考えたら、辞めないでそのまま定年まで働いていれば良かったと後悔しましたが後の祭りです。

ネガティブな転職が多い人は年取って後悔しないようにしましょう。

20代の早めのうちにポジティブな転職を、できれば転職のプロのアドバイザーの力を借りて成功させましょう。

そして40代以降はポジティブな転職ならまだしも、ネガティブな退職理由では辞めてはダメです。

転職を繰り返す事が当たり前な時代でも

雇用契約書

雇用契約書

新入社員で入社した会社に、いつまで働きたいかを調査したアンケートによると、

  • 「定年まで同じ会社で働きたい」20%未満
  • 「10年以内に転職する」50%以上
  • 「3年以内に転職する」約30%

というように、約80%以上の新入社員が10年以内に転職したいと答えています。

転職が当たり前の理由はメンバーシップ型雇用が崩壊しているから
かつては、一つの企業に入り、そこで一生働くというのが当たり前でした。 その見返りとして、企業側は従業員の雇用安定を保証していました。 現代では、新卒採用数が減少し、労働市場が多様化し、仕事に対する意識や価値観が変わっています。 終

終身雇用制度は、毎年昇給するし定年まで安心して働けるのに、定年まで同じ会社で働きたい人は20%未満です。

少しずつ転換期が近づいています。

今後は、メンバーシップ型雇用の終身雇用制度が崩れて、成果主義的なジョブ型雇用が主流になります。

大転職時代が訪れて転職を繰り返すことが当たり前になるでしょう。

2019年4月にも経団連の中西宏明会長が『企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しい』と述べました。

今後の方向性として「終身雇用という雇用システムを変えていくことが必要」と、企業側と大学側の認識が一致していることを示唆しました。

なので、転職が当たリ前の時代がやってきたとしても、転職理由がキャリアアップや年収アップなどのポジティブな転職で転職回数が増えたのなら、悲惨ではなく明るい未来が待っているでしょう。

逆に、ネガティブな理由で転職を繰り返すなら、末路は怪しくなり、スキルアップや年収アップがかなえられるかどうかもわかりません。

結局、ネガティブかポジティブかは考え方次第なところもあります。

もし、ネガティブになってしまったら、転職の事前準備の段階で、マイナスをプラスに置き換えておきましょう。

面接の採用面接官に好印象になるように伝えましょう

転職の面接で退職理由を聞かれた時の答え方のポイントと例
転職の面接で退職理由を聞かれることはよくあることです。 その質問に答えることは、面接官に自分自身や、以前の職場についての、 洞察力 リーダーシップスキル 問題解決能力 を見せる絶好の機会です。 退職理由には個人的な要

まとめ

今後、欧米型のジョブ型雇用が主流になって、転職が当たり前の時代になっても、転職理由はネガティブにならないようにしましょう。

最初から転職の目的をポジティブなもので転職しましょう。

それが転職を繰り返す人の末路が悲惨になるのを防ぐ秘訣です。

転職を繰り返していても悲惨な末路を回避するには、なるべく若いうちに、転職のプロの転職エージェントを利用してポジティブな転職をしましょう。

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