
シングルマザーの仕事のおすすめ
私はシングルマザーの母に育ててもらいました。母は仕事を探すのが大変だったと思います。
シングルマザーは、一人で家計を支えなければなりません。
仕事は必須ですが、子どもの世話や学校行事との調整が難しいことが多いです。
正社員は安定した収入や福利厚生が魅力ですが、時間の融通がきかない場合があります。
パートは働き方が自由で、子育てとの両立もしやすいですが、収入が少なくなることがあります。
この記事では、シングルマザーでも働きやすいおすすめの仕事16選をご紹介します。
正社員とパート、それぞれのメリットやデメリットも併せて解説します。
自分に合った仕事を見つけ、子育てと両立するための参考にしてください。
シングルマザーの仕事のおすすめ
赤ちゃんのうちは、3時間ごとにミルクをあげなければならないし、ハイハイができる頃になると目が離せなくなります。
子供を育てるには働くことに、時間的な制限がかかります。
シングルマザーは、時間に融通が効きつつ、収入を確保することが必要になります。
以下で、シングルマザーの仕事のおすすめを、会社勤務と在宅勤務に分けてご紹介します。
シングルマザーの仕事のおすすめ(会社勤務)

シングルマザーの仕事のおすすめ(会社勤務)
シングルマザーの仕事のおすすめ(会社勤務)は、シングルマザーに対して、いつでもウェルカム状態にある会社です。
人手不足で求人が集まらない介護職は、シングルマザーを積極的に採用しています。
産休や育休等の体制が整っている会社も、人材に余力がある場合が多いです。
シングルマザーにとってもおすすめです。
介護職員やヘルパー
介護職は求人が多い割にあまり人が集まりません。
いろいろな雇用形態があるので、子供がいても優遇してくれることが多い職種です。
介護職は一般的に、重労働の割には賃金が低い傾向です。
ケアマネージャを兼任することで、年収300~400万円が見えてきます。
介護福祉士
基本的に、介護職員、ヘルパー、介護福祉士の資格取得者の仕事内容は変わりません。
介護福祉士は別名「ケアワーカー」とも呼ばれます。
介護現場の責任者になったり、介護者に対して介護の指導を行うこともできます。
介護福祉士は介護のスペシャリストになります。
介護福祉士になるには、介護福祉士の資格をとる必要があります。
- 実務経験3年の後に「実務者研修」を受けてから国家試験に合格する「実務経験ルート」
- 養成施設を卒業する「養成施設ルート」
- 福祉系高校で勉強して国家試験に合格する「福祉系高校ルート」
年収は、一般的に250万〜400万円くらいです。
介護事務
「介護をする体力がなくても事務ならできそう」という方は、介護事務はどうでしょうか?
介護事務は、利用者の報酬請求金額を計算したり受付もします。
介護事務の資格はそれほど難関ではありません。
取っておいた方がいいでしょう。
ただ介護事務は事務仕事なのでそれほど給料は高くないです。
専業で平均年収は250万円前後です。
できれば、同時に副業をしたほうがいいかもしれません。
医療事務
病院で請求金額を出す事務の仕事で、女性を中心に人気の仕事です。
医療事務の仕事をするためには、絶対に資格が必要ということはありません。
しかし資格を取得することで有利に就職ができ、さらにお給料が増えることが期待できます。
病院と言えば、看護師資格を頑張って取る人もいますが、お金も時間もかかります。
それなら医療事務を独学、通信、学校などで、半年ほどかけて勉強して取るのがいいと思います。
平均年収は約276万円です。
調剤薬局事務
病院の仕事も人気ですが、最近は病院は病院、薬局は薬局という構図ができています。
薬局でも事務の仕事ができるという魅力があります。
近年、健康志向が高まって医療費削減の方向ですが、処方箋の受付枚数は年々増えています。
調剤薬局事務を目指す女性は増えています。
調剤薬局事務は将来性が高く、安心して勤務し続けられる仕事です。
平均年収は約300万円です。
歯科衛生士
最近、コンビ二よりも多いといわれている歯医医院です。
そこには、歯科医師のほかに、歯石を取ってくれる歯科衛生士の存在も大きいです。
地方でも月給23万ほどもらえるそうです。
学校に行く必要があるので、すぐには働けませんが、歯科衛生士の資格を取るのもいいかもしれません。
年収は335万円程度になります。
保険の外交員
保険の外交員は、コミュ二ケーション能力に自信のある方ならおすすめです。
保険の外交は一般的に、契約数を伸ばせば報酬が高くなる出来高制です。
平均年収は45.5歳で423万円です。
営業成績が上がりトップセールスレディになれば、比較的、余裕のある生活ができるようになります。
ヤクルトレディ
子供を一般の認可保育所に預けて仕事をすると、月に約30,000円必要になります。
ヤクルトレディの保育所なら地域により条件は異なりますが、約6,000円で預けることが出来ます。
ヤクルトレディの平均年収は、118万円~149万円です。
スーパーのレジ打ち
スーパーマーケットのレジ打ちは、資格や経験などが必要ないため、気軽に応募できます。
一緒に働いているレジ打ちの人たちは主婦で子供を持っている人が多いです。
面接で、子供がいることが理由で落とされることも少ないでしょう。
スーパーのレジ打ちの平均年収は、50~100万円です。
家事代行サービス
専業主婦からシングルマザーになった場合、以前、仕事をしていたとしても、多少ブランクがあるでしょう。
その場合には、すぐに仕事をするのは困難です。
いままで専業主婦として、料理や掃除などの家事が得意なら、家事代行サービスへの登録をおすすめします。
お料理・作り置き部門担当のカリスマ家政婦として人気のタサン志麻さんは、忙しくて現在、新規での依頼は受け付けていないほどです。
楽しく稼げて、やりがいのある仕事になるでしょう。
家事代行サービスの平均年収は約334万円です。
コールセンター
コールセンターは、テレビでも放送しています。
一斉に電話を受けるという仕事です。
コールセンターは、急用などで1人や2人欠けても、補える企業力があります。
コールセンターは、時給の高さが魅力です。
クレーム処理の電話で、きつい言葉でののしられて、つらくてやめていく人が多いためです。
電話恐怖症になる人もいます。
お給料が良く、空調の効いた部屋で座って仕事ができます。
コールセンターの仕事は、電話で少しきついことを言われても、動じない強い心を持っていれば、シングルマザーにおすすめの仕事です。
コールセンターで働く社員の平均年収は320万円です。
派遣の仕事
専業主婦だったシングルマザーが、いきなり正社員になるのは少し難しいと思います。
派遣社員なら正社員に比べて募集がたくさんあります。
最初は、派遣社員で入社しておいて、正社員にステップアップした方がより確実です。
最近は、正社員だとしても安泰ということはありません。
正社員にこだわらずに、条件が合えば派遣の仕事に就きましょう。
派遣社員全体の平均年収は328万円です。
シングルマザーの仕事のおすすめ(在宅勤務)
子供がまだ、よちよち歩きで、目が離せず幼稚園にも入れられないという方には、在宅勤務がおすすめです。
在宅勤務といっても、インターネット回線とスマホやパソコンがあればいつでも始めることができます。
WEBライター
WEBライターは、ウェブサイトやブログ、SNSなどのオンラインメディア向けに文章を執筆する仕事です。
SEO対策やマーケティング戦略に基づいて、読者に魅力的でわかりやすいコンテンツを提供することが求められます。
WEBライターの仕事は「文章を書くのが苦手で・・・」という方も、慣れれば1,000文字の文章も1時間くらいで終わります。
スマホやパソコンの音声入力を利用すればもっと速く書き上げられます。
最初は、文字単価は安いですが、やりがいがあると思います。
覆面調査員
シングルマザーは、お金の余裕がなくて「あまり外食ができない・・・」という方が多いでしょう。
覆面調査員ならおいしいご飯が食べられます。
覆面調査した食事の感想などを書いて、依頼主に提出します。
仕事は、首都圏や大都市に多い傾向があります。
厳しいことに覆面調査員の給料はほぼゼロです。
1食分が浮いたり、格安で、おいしい物が食べられます。
シングルマザーは、生活費を稼がなくてはならないので、覆面調査員は、仕事としてはあまりおすすめはできません。
たまに息抜きでやってみるのは、いかがでしょうか?
アンケート調査員
長い時間を割くことがむずかしいシングルマザーでも、アンケート調査は簡単にできます。
ですが、アンケートだけでは、それほど多くは稼げません。
- 座談会
- 商品モニター
- インタビュー調査
などに積極的に申し込んで参加できれば、高報酬が期待できます。
高報酬といえども、何十万円ということはなく、月に数万円ぐらいです。
アフィリエイター
アフィリエイトは、ブログに記事を書いて、そこに指定のバナーを貼って、
- クリックされる
- 申込みが入る
と、収入になるものです。
ただ、アフィリエイターの55%以上が、月収5,000円未満となっているのが現実です。
昔は、95%が5,000円未満と言われていました。
稼げているアフィリエイターの割合は増えています。
稼ぐことが出来ない人が55%いる反面で、
- 努力
- 知識
- 運
- 日数
はかかりますが、月収1,000万円以上を稼ぐ人が0.002%いるということも事実です。
今からアフィリエイトに参入するなら、かなり本気で努力しないと、稼げないかもしれません。
シングルマザーの正社員とパートのメリット・デメリット
仕事を探す際に、
- 安定性のある正社員
- 子供が小さいとパート
と、どちらがいいか迷うでしょう。
正社員とパートのメリット・デメリットをご紹介します。
正社員のメリット
正社員の場合の最大のメリットは、お給料が高いことです。
シングルマザー家庭の全体の平均就労年収は、200万円程度です。
正社員なら、80%が200万円以上になります。
また、正社員で働く場合、優先的な認可保育園の入所が大きなメリットです。
認可保育園なので、行政の補助を受けながら保育園に通わせることができます。
正社員のデメリット
正社員のデメリットは、自分で仕事の時間や曜日が選べないことです。
学校行事に参加しにくくなったり、子供が急に病気になったりしても、休みにくいことがデメリットです。
パートのメリット
パートのメリットは、働く時間を自由に決められるところです。
シフトの調節で学校や幼稚園の行事にも、参加することができます。
パートのデメリット
パートの最大のデメリットはお給料が少ないことです。
パートだと賞与が出る会社も少ないし、辞めたとしても退職金も出ないところが多いです。
- 実家に頼れない
- 子供の数が多い
- 相手に養育費を支払ってもらえない
などが重なれば、パートだけでは生活が苦しいでしょう。
まとめ
シングルマザーの仕事のおすすめを、まとめておきます。
- シングルマザーの仕事のおすすめ
- シングルマザーの仕事のおすすめ(会社勤務)
- 介護職員やヘルパー
- 介護福祉士
- 介護事務
- 医療事務
- 調剤薬局事務
- 歯科衛生士
- 保険の外交員
- ヤクルトレディ
- スーパーのレジ打ち
- 家事代行サービス
- コールセンター
- 派遣の仕事
- シングルマザーの仕事のおすすめ(在宅勤務)
- WEBライター
- 覆面調査員
- アンケート調査員
- アフィリエイター
- シングルマザーの仕事のおすすめ(会社勤務)
- シングルマザーの正社員とパートのメリット・デメリット
- 正社員のメリット
正社員の場合の最大のメリットはお給料がいいことです。 - 正社員のデメリット
学校行事に参加しにくくなったり、子供が急に病気になったりしても休めなかったりすることがデメリットです。 - パートのメリット
シフトの調節で学校や幼稚園の行事にも参加することができます。 - パートのデメリット
パートだけでは生活が苦しい。
- 正社員のメリット
を、ご紹介しました。
仕事を探す時には、シングルマザーのあなたや、お子様の時間などの条件が一致して、なるべくお給料が高い仕事に就いてくださいね。
この記事が参考になれば幸いです。