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転職で不採用メールに返信は必要?いつ来る?注意点と例文のご紹介

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転職で不採用メールに返信は必要?

転職で不採用メールに返信は必要?

転職で応募したけれど、不採用メールにどう対応したらいいのか、不安になったことはありませんか?

いざとなると、疑問がたくさん出てくるという方も多いのではないでしょうか!?

  • 転職で不採用メールに返信は必要なのか?
  • 不採用メールはいつ来るのか?

今回は、そんな疑問にお答えして、不採用メールに返信する際の注意点や例文などをご紹介します。

さっそく、詳細を見ていきましょう。

転職で不採用メールに返信は必要?

転職で不採用メールに返信は必要?

転職で不採用メールに返信は必要?

企業の方は、不採用にした応募者に履歴書、職務経歴書、作品集などを返却したい場合、郵送で不採用通知も一緒に送付します。

プラスして面接の結果を少しでも早く知りたい応募者のために、不採用メール(お祈りメール)も送ります。

たとえば電話で不採用の通知をしても、話している相手が本人かどうかの確認も取れないし、あとから言った言わないのトラブルになる恐れもあります。

記録が残る郵送かメールでの不採用通知が主流です。

不採用メールの最後に、

「メールにて大変失礼とは存じますが、何卒ご了承くださいますようお願いいたします。末筆になりますが、貴殿の今後益々のご活躍をお祈り申し上げます。

などと書いてある「お祈りメール」は、企業側からの送信で完結しているので基本的に不採用メールにはあなたからの返信は要りません。

不採用メールに返信しなくても、別段失礼にはなりませんので、基本的には返信しなくても大丈夫です。

ただ以下のように、例外的に返信したほうが良いと思われるケースがあります。

  • 紹介で応募した
  • 最終選考まで残った
  • 採用担当者にお世話になった
  • 採用担当者に迷惑をかけた
  • 再チャレンジを考えている

などがあったら、不採用メールに返信することがあります。

たとえメールを返信しても選考結果は変わりませんが、もしかして極稀に辞退者が出たのを理由に、あなたが採用されるかもしれません。

また、今すぐでなくても同じ会社に再チャレンジすることがあるかもしれませんし、転職先の取引先かもしれないし、なにかの機会に会う可能性もあるでしょう。

人間、いつどこで誰と繋がりができるかわかりません。

今後、仕事でキャリアを積むために人脈を広げることは良いことなので、上記の例のような場合には、採用担当者にメールを返信しておいてもいいでしょう。

不採用メールはいつ来る?

不採用メールはいつ来る?

不採用メールはいつ来る?

不採用メールは応募したあと、いつ来るものなのでしょうか?

書類選考(結果まで1週間)→面接(結果まで1週間)→最終面接(結果まで1~2週間)というように、応募してから内定をもらうまで1ヶ月近くかかることもあります。

一般的に、同時に応募している企業が数社ある場合には、先に内定をもらった企業に入社してしまうことはよくあることなので、

優秀な人材の獲得に急ぐ企業は最近のトレンドとして、応募から内定までの選考期間を約1ヶ月ではなく、約1~2週間としているケースが増えています。

選考の流れにしてもスタンダードな、

応募→書類選考→面接(複数回)→内定

という流れ以外にも、

  • 面接+筆記試験→内定
  • 書類選考→面接→筆記試験(webテスト)→面接→内定

などのパターンもあります。

不採用通知が送られてくるタイミングは、書類選考で不採用になった場合から、最終面接までいったけど不採用になってしまう場合までいくつもあります。

本題の「不採用メールはいつ来る?」ですが、選考期間が企業毎に違うので一律にいつ来るとはいえませんが、以下は不採用メールが来るタイミングです。

  • 応募後に来る受付メール
  • 応募後の履歴書送付依頼メール
  • 書類選考で不採用メール
  • 書類選考合格後の面接打診メール
  • 面接日時の連絡メール
  • 面接後の不採用メール
  • 採用通知メール

書類選考で不採用メールか、面接後の不採用メールになります。

不採用メールへの返信の注意点

不採用メールへの返信の注意点は何?

不採用メールへの返信の注意点

不採用メールに返信をする時の注意点ですが、採用担当者に対して友達のようなフランクなやり取りの内容の返信では、ビジネスマンとしてよくありません。

ビジネスマナーを守ったメールを心がけることが必要なので、以下に不採用メールへの返信の注意点をあげます。

不採用メールに返信

企業からメールで来たのに、わざわざ手紙を書いて郵送する必要はないです。

メールで来たのだから、そのままメールに返信すれば大丈夫です。

不採用理由について聞かない

なぜ自分が不採用になったのかを知りたいですが、一般的に不採用の理由は教えてくれないので、あえて聞かないようにしましょう。

不採用メールへの返信の例文

不採用メールへの返信の例文

不採用メールへの返信の例文

不採用メールの「件名」は変えないで、来たメールにそのまま返信しましょう。

——————————–例文———————————-

株式会社〇〇〇〇
人事部長 ○○○○様

お世話になっております。

○月○日に面接をしていただきました
〇〇〇〇と申します。

この度は大変お忙しい中、
面接の機会を頂きまして大変ありがとうございました。

選考結果につきましては、残念ではございますが、
私の力不足であったと、結果を真摯に受けとめております。

今後につきましても、就職活動により一層精進して参る所存です。

今回はご縁がありませんでしたが、またいつかご縁があった際には、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

末筆ながら、貴社の今後の発展を心から祈念いたしております。

〇〇〇〇

———————————————————————

基本的には以上のような文例になりますが、このとおりでなくてもアレンジして書いてみて下さい。

文章は、長くならないように短く簡潔にまとめてくださいね。

不採用メールへの返信で「選考結果は残念だけど、お世話になった方々に感謝の言葉を伝える」ことができます。

不採用メールに返信したあとは、気持ちを新たに切り替えて、転職活動をがんばって継続しましょう。

転職エージェントに依頼している場合

転職エージェントに依頼している場合には、原則、企業から直接あなたに不採用メールは届きません。

合否結果の連絡は、転職エージェントのキャリアアドバイザー経由で、不採用の理由も教えてくれます。

不採用理由が判れば、今後の面接対策になります。

転職エージェントを利用している場合には、不採用メールに返信すべきかどうかは全然気にしなくて大丈夫ですし、転職のプロが無料でその他いろいろアドバイスしてくれます。

転職エージェントの登録がまだなら、ぜひ下記からどうぞ。

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まとめ

  • 「転職で不採用メールに返信は必要?」
  • 「不採用メールはいつ来る?」
  • 「不採用メールへの返信の注意点」
  • 「不採用メールへの返信の例文」

について解説いたしました。

まとめます。

基本的に不採用メールに返信は不要です。

ただ、

  • 紹介で応募した
  • 最終選考まで残った
  • 採用担当者にお世話になった
  • 採用担当者に迷惑をかけた
  • 再チャレンジを考えている

などがあったら、不採用メールに返信しても構わないでしょう。

お世話になったことや、ご迷惑をおかけしたことなどの気持ちが伝われば、採用担当者の方も仕事の励みになると思います。

転職エージェントを利用していれば、不採用理由を転職エージェントが企業から聞いて教えてくれるので、不採用メールに返信するかどうかは考えなくてすみます。

不採用理由がわかれば、どこを改めればいいかがわかるので、今後に活かすことができます。

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では、末筆ながら、貴殿の転職の成功を心から願っております。

この記事を書いた人
かつ

こんにちは
「かつ」と申します。
「大転職時代」がやってくると言われて久しいです。
転職マニアだった20代は悲惨な末路を予感したので、リクルートエージェントを利用した先輩の誘いで転職しました。
結果、やりがいがあって高収入の仕事に就くことができ、転職エージェントの力に驚きました。
17年後、老害になりたくなかったので自分より優秀な社員を採用後、早めの40代で退職。
主に経理に従事しつつ採用も経験しています。

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