
仕事を休みがち
誰しも人間なので、仕事を休みがちになることがあると思います。
そういう私も、しょっちゅう仕事を休んでいて、休んだ次の日は、休んでしまったことをどう思われているか怖くて、仕事に行きづらかったです。
とはいえ、仕事に行きづらくても、出勤率が8割を下回るなどして、仕事を休んでばかりいると、クビになりかねません。
この記事では、「仕事を休みがちで行きたくない理由とクビにならないための改善方法」をお伝えします。
仕事を休みがちで行きたくない理由とクビにならないための改善方法
仕事を休みがちで、行きたくなくても、仕事を休む日は、無断欠勤をすることなく、必ず、連絡しておきましょう。
仕事を休んだ次の日は、仕事に行った時に、まず上司や同僚に休んでしまって、迷惑をかけたことを謝罪しておくことは必要です。
- 会社の問題
- 仕事の量が多い
- 仕事上のトラブルやプレッシャーがある
- 残業が多く疲れが溜まっている
- 職場の雰囲気に馴染めない
- 職場の人間関係が良くない
- ブラック企業
- 体調不良
- うつ病などの精神疾患
- サボりぐせ
などがあります。
以下で、理由別の改善方法と、理由にかかわらない根本的な改善方法をご紹介します。
理由:会社の問題
- 仕事の量が多い
- 仕事上のトラブルやプレッシャーがある
- 残業が多く疲れが溜まっている
- 職場の雰囲気に馴染めない
- 職場の人間関係が良くない
- ブラック企業
改善方法:上司に相談する
仕事がらみの理由で、仕事の量が多かったり、残業時間が長かったり、職場の人間関係が悪くて仕事に行きたくなくて休みがちになる場合があります。
会社の仕事上の問題は、上げればキリがないですが、どんな問題であっても上司に相談しましょう。
言い方があれですけど、そのための上司なので、相談して解決を図ってもらいましょう。
会社内の悩みは会社内で解決し、決して自分ひとりで悩んではいけません。
仕事上の辛いことや苦しいことを自分の中にしまっておかないで、上司に仕事上の悩みを全部打ち明けて、自分の辛さを理解してもらって解決してもらいましょう。
ただし、ブラック企業の場合は上司に相談しても取り合ってくれないでしょう。
ブラック企業の特徴は、
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す。
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い。
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う。
ブラック企業で消耗している場合ではありませんので、退職代行に依頼して一刻も早く退職しましょう。
「退職代行とは、退職をしたくても言い出せない、言い出しづらいという方の代わりに退職の旨を伝え、退職に必要な連絡を代わりに行うサービスです。」
労働組合が運営する退職代行SARABAは、
- 交渉可能
- 即日退職できる
- 退職できない場合は100%返金保証
多くの退職代行会社は企業と交渉できませんが、退職代行SARABAは労働組合の為、未払い給料、残業代、有給消化の交渉が可能です。
万が一、退職できなかったら、全額返金保証がついているので、安心して利用できます。
理由:体調不良
どことなくはっきりしないけれど、体の調子が悪くて、仕事に集中できないこともあります。
ぼーっとしていると、仕事をサボっているように見られてしまいます。
毎年、会社で健康診断をやっていると思いますが、血液検査などで、どこも悪いところがなくても、なんとなく体調が悪いと、会社に行く気力がわかなくなります。
改善方法:病院に行き体調不良を治す
気になる体調不良を改善するには、病院に行って精密検査をしてもらいましょう。
体のどこも悪くなければ、下記の心の病気かもしれません。
理由:うつ病などの精神疾患がある
改善方法:病院に行き精神的な不調を治す
仕事を休みがちで行きたくないときの理由が、精神的な不調が大きくて病的なら、休んでいる間に、少しでも早く病院に行って、診察してもらって薬を処方してもらいましょう。
落ち込んだ精神が肉体に及ぼす悪い影響は計り知れません。
精神的に参ってしまっている場合は、うつ病などの精神疾患になっている危険性があります。
速やかに精神科や心療内科などに行って診てもらって、薬を処方してもらえば少し楽になり、前向きに仕事に行こうと思えてくるでしょう。
病気療養中の生活保障
精神疾患で長期にわたって仕事を休んだら、病気療養中の生活保障として、健康保険等から傷病手当金を受け取ることが出来ます。
傷病手当金は給与の2/3程度を最長で1年6ヶ月間受給することができますので、長期で会社を休んで療養しても安心です。
- 業務外での病気・ケガのための療養
- いままで担当していた業務ができない状態
- 会社から給料の支払いがないこと
- 4日以上続けて休んでいること
うつ病などの精神疾患も傷病手当金の対象になりますが、職場の人間関係の悩みやパワハラ、過重労働または通勤が原因でうつ病になったのなら、業務上になるので労災保険の対象になります。
労災保険の「休業補償給付」は給与の8割支給されるので、健康保険の「傷病手当金」よりも多くもらえます。
ただし、仕事が原因と見られる「うつ病」などの精神障害の発症については、労災認定を受けることが難しいと言われていて、一般的に労災認定を申請した場合には6か月以上期間を要します。
なので、うつ病になった原因が業務上か業務外か不明ならば、最初は健康保険の方の傷病手当金の申請をして支給をしてもらいましょう。
それと同時に労災保険の休業補償給付の方も、労災認定の申請をしておき、6ヶ月後に労災と認定されたら、労災補償に切り替えて、既にもらっていた傷病手当金を返すということもできます。
理由:サボりぐせがある
仕事や環境も問題ないし、体や心のどこも悪くないのに、サボりぐせがあって、仕事を休みがちになる人もいます。
責任感や自己管理能力がないと見られて、信頼を失い、大事な仕事を任せてもらえなくなります。
改善方法:サボりぐせを治す
特定の理由がなくても仕事を休む理由が、単なる仕事をサボりたいだけなら、サボりぐせがついています。
サボりぐせは、なかなか治らないので、つけないほうがいいです。
サボりぐせを治すのは簡単で、休むことをやめる決断をするだけです。
仕事に行くことはつまらないかも知れませんが、面白くするためには、目標や目的を持ってみましょう。
仕事に飽きっぽい人は、仕事に飽きない工夫をしましょう。
仕事の達成の喜びを感じつつ、次の小さな目標や、さらなる大きな目標を目指し、仕事にメリハリをつけてみましょう。

その他の改善方法
仕事を休みがちで行きたくならないように、上記の改善をして解決すればそれでいいですが、まだ仕事に行きたくないなら、今の会社にいて自分を強くするか、転職しましょう。
筋トレする

筋トレをして心身共に強くなりましょう
筋トレをしていないなら筋トレをおすすめします。
筋トレによって成長ホルモン、テストステロン・セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。
やる気を上昇させたりストレスに強くなったり、モチベーションが向上したりポジティブ思考になります。
筋肉がつけば力が付き自信が付きますので、だまされたと思って筋トレを始めてみて下さい。
筋トレをして、心身の不調をなくして、毎日出社する元気を身に付けましょう。
筋トレには、こころの抑うつ状態を軽減させる力があることが、ポルトガル・リスボン大学の研究でも明らかになっています。
筋肉がつけば自信も付きます。
筋トレが精神衛生上に効果があることは、筆者も経験しています。
幼い頃から、自宅にいることが好きで、あまり外では遊ばない子だったので、筋肉がなく身体がガリガリの貧弱でした。
精神的にも不安定で精神科でもらった薬を飲んでいましたが、5年前にダンベル40kgセット (片手20kg×2個)を買って筋トレを始めてからは、精神的に落ち込むことが減り薬も減らすことができました。
片手20キロでは屈強な人たちから見たら軽いですが、もともと筋力のない私には重くて十分です。
重すぎる負荷で身体を壊してしまっては元も子もありませんが、軽すぎる負荷だと筋肉に効かないし、分泌されるホルモンも少ないと思います。
軽い負荷の筋トレに慣れてきたら、少し負荷を大きくしましょう。
今はコロナの影響でなかなか外出もままならず、ジムにも行けないので宅トレできる環境を作って筋トレをするのが良いでしょう。
筋トレをやる頻度ですが、筋肉の超回復に必要な期間は2~3日なので、毎日ではなく1週間に2~3回が推奨されています。
専属のトレーナーが付いてくれれば心強いと思いますが、You Tubeを見れば十分に参考になります。
ダンベルがなくても自重で筋トレできますが、下記は私が持っているダンベルと本です。
転職する
上司に相談したり、体調が悪いなら病院に行き、サボりぐせも治したり、筋トレも始めたら少しのストレスでは屈服しない強靭な心身が手に入っていると思います。
しかし、以上のことをやっても、仕事上の悩みが解決されなくて、まだ仕事を休みがちで行きたくないのなら、転職を考えましょう。
今の会社が合っていないと思われます。
今は、昔と違って、新入社員で入社した会社に定年までいたいと思う人の割合は20%で、大多数の80%の人達は、数年以内で転職します。
私は13回転職していますが、今はもっと転職のハードルは低くなっていると思われます。
転職はポジティブな理由でしたほうが、将来が明るいので、仕事を休みがちで行きたくなくて転職しても、理由をポジティブな理由に置き換えておきましょう。
休みがちな人に適している職場
もし、仕事を休みがちで行きたくない傾向が改善できないなら、単発の仕事ができる派遣社員やアルバイトなどの、休みが取りやすい仕事に就くのはいかがでしょうか?
例えば、働いている人数が多く、大きな職場(携帯電話のコールセンター)などは休みやすいようです。
でも後々のことを考えれば、正社員の方が保障があるので、派遣社員やアルバイトより、正社員になったほうが断然いいです。

まとめ
「仕事を休みがちで行きたくない理由とクビにならないための改善方法」を解説しました。
会社が原因で、人間関係や仕事の負担が大きくて仕事を休みがちな場合は、なるべく早く上司やしかるべき人に相談して解決しましょう。
ただし、ブラック企業の場合は、上司に相談できないと思います。
自分で退職が言い出せないなら、ただちに退職代行に頼りましょう。労働組合が作っているので頼もしいです。退職代行
肉体的や精神的に辛ければ、速やかに病院を受診しましょう。
サボりぐせがあるなら解消しましょう。
筋トレをやっていないなら、すぐにでも筋トレを始めましょう。自宅でトレーニングをするならダンベルがいいですが、自重でも筋トレできます。
筋トレでやる気が出るようになっても、職場環境が悪くてまた仕事を休みがちになるのなら、思い切って、今より良い会社に転職しましょう。


