
仕事が続かないのはなぜ?原因や理由10選と原因別に対処法をご紹介
仕事が続かないと、転職しても仕事が続かないと見られて、採用を敬遠されがちです。
ただ、アンケートによれば、社会人74%の人が今の仕事をやめようと思ったことがあり、実際に転職した人は52.5%で、2人に1人以上は転職しています。
この記事では「仕事が続かないのはなぜ?原因や理由10選と原因別に対処法をご紹介」します。
仕事が続かない原因や理由10選と対処法
仕事が続かない原因はケース・バイ・ケースで、人によって様々な形がありますが、代表的な仕事が続かない原因10選と対処法をご紹介します。
仕事が続かない原因10選
- 給料が安い
- 仕事内容が合わない
- 働く時間が長い
- 働く目的がない
- 通勤の満員電車がつらい
- 家が裕福
- 飽きっぽい性格
- わがままな性格
- 大人の発達障害で人間関係が苦手
- ブラック企業
給料が安い

給料が安い
転職した場合、前給以上は保証されていたとしても、同僚と仕事内容があまり変わらないのに人事考課制度などで自分の方が上司からの評価が低くて給料が安いことがあります。
人と給料を比べても仕方ないかも知れませんが、給料が安いと仕事をすることが面白くなくてモチベーションがなくなり、仕事が続かない原因になります。
対処法
生活するのには困らない給料が支給されているはずですが、友人や同僚と比べて給料が安い場合には、会社内で正当な評価がなされているかどうか疑問になります。
自分の給料があまりにも低いと感じたら、給料が最低賃金以上かどうかを確認してみましょう。

確認してみて、最低賃金をもらっていたら一安心ですが、仕事のやる気を出すためには自分の価値を正当に評価してくれる企業に転職したほうがいいかもしれません。
仕事内容が合わない

仕事内容が合わない
仕事内容が自分に合っていない場合にも、働くことに苦痛が伴い仕事が続かない原因になります。
たとえば内向的で人と接することが苦手な性格なのにもかかわらず、給料につられて不動産の分譲住宅営業に転職する人がいます。(私です)
性格的に仕事内容が合わないので、1件も売れないまま仕事が続かないで、転職することになります。
対処法
自分の性格や適性が仕事内容と合っているかどうかを、事前にしっかりと想像力を駆使してシミュレーションしておきましょう。
働く時間が長い

働く時間が長い
働く時間が長いと心身ともにリフレッシュできないので、仕事の疲れが蓄積して悪循環になります。

日本では、それまで行われていた長時間労働を是正するために1919年10月1日に8時間労働制が導入されました。
現在はその当時と比べるとテクノロジーの発達により、1日8時間かけて行っていた仕事も、もっと短い時間でこなせるようになりました。
たとえば1日「6時間勤務」を取り入れて、成し遂げている企業も増えています。
そんな中、逆に1日8時間では足らなくて、深夜まで働かないと仕事が終わらない程の仕事の負担を強いられている人もいます。
今は、働き方改革で会社で残業ができないので、仕事を家に持って帰ってやっている人もいます。
対処法
あまりにも長い労働時間を働かざるを得ない人は、心身の健康を蝕んでしまいます。
労働時間の短縮交渉を上司に掛け合ってみても、労働改善が見込まれないのなら仕事が続かなくなります。
この場合は、自分で改善できないのですぐに転職しましょう。
働く目的がない

働く目的がない
結婚していて大切な人と生活するために働くのなら、働く目的があるのでやる気が起きると思います。
逆に、自分のためだけに働いてお金を稼ぐのは「なんのために働いているのだろう」と、なにか虚しく思えてくることがあります。
対処法
結婚するには相手が必要だしすぐには実現しないし、たとえ結婚したからといって働く目的を持てない人もいます。
そうであれば、なんでもいいので働く目的を持ちましょう。
たとえば「営業成績を上げる」とか「残業をしないように仕事のスピードを上げる」とかして、ゲーム感覚でもいいのでなにか目的を持ちましょう。
小さな目標をクリアしていこうと継続して働いているうちに、働く目的ができるかもしれません。
今、働く目的がないからということで、早まって会社を辞めないようにしましょう。
通勤の満員電車がつらい

通勤の満員電車がつらい
通勤の行き帰りの満員電車や満員バスに乗るのが辛くて、仕事が続かない原因になることがあります。
徒歩か自転車やオートバイや車で通勤できる距離に引越しをすればいいですが、簡単に引越しできない場合があります。
対処法
通勤の満員電車に乗るのが辛くて、会社を辞めてしまうのはもったいないです。
会社の近くに寮があれば入らせてもらい、寮がなければ思い切って会社の近くに引っ越しをして電車やバス以外で通勤するしかないでしょう。
家が裕福

家が裕福
家が裕福なので働かなくても食べていける人は、無理して仕事をしようとしませんし、働いても仕事が続きません。
ただ家が裕福というパターンには「逆も真なり」があります。
裕福の度合いもありますが、裕福な家庭に育った人ほど現在の生活レベルを維持しようという意識から、仕事をがんばるという傾向がみられます。
対処法
そもそも、どうしてビジネスマンになろうかと思ったかですが、仕事を無理に続けなくても生活に困らない人なら続けなくても良いかもしれません。
でも仕事以外にやることがあればいいですが、仕事はやりがいや自己実現をするのに最適なので、裕福だとしても自分のために仕事を続けてみましょう。
飽きっぽい性格

飽きっぽい性格
飽きっぽい性格だと、毎日の仕事が単調で刺激がないと飽きてしまいます。
生活のためにもらう給料のためだと割り切って働いていても、モチベーションが続かず仕事を辞めたいと思ってしまいます。
対処法
「働く目的がない」というところでも述べましたが、飽きっぽい性格なら仕事に小さな目標を掲げて達成するようにしましょう。
小さな目標で達成の喜びを感じたら、次の小さな目標やさらなる大きな目標を掲げていけば、仕事に飽きないで続けていけると思います。
わがままな性格

わがままな性格
仕事だから、わがままは言っていられませんが、性格がわがままの人は忍耐力が欠如し我慢ができません。
仕事で嫌なことがあったり嫌な人と接しなければならない時に、現状を改善しようと工夫しないで、今いる場所から逃げることを考えるので仕事が続かなくなります。
対処法
わがままで自己中心的な性格なら、組織的に働いているサラリーマンには向いていません。
多少リスクはありますが、独立して自営業者になれば命令されて働くことがないので、わがままでも大丈夫です。

大人の発達障害で人間関係が苦手

大人の発達障害で人間関係が苦手
仕事が続かない原因が発達障害の中の(ASD(自閉症スペクトラム障害))の場合、社会性の障害やコミュニケーションの障害がでます。
そのため、会社で上司や同僚や部下との人間関係を築くことが苦手です。
成人になるまで発達障害と診断されなければ、社会人になってから人との交流が増えたり仕事の量や責任が増えるに従って、不安感や抑うつ感や体に症状が現れることがあります。
症状が辛いために、仕事が続かない原因になります。
1日の大半を過ごす職場で人間関係が上手く築けなかった場合や、人間関係が壊れてしまった場合、会社にいるのが苦痛になって仕事を辞めてしまいます。
対処法
今の会社にいることが精神的に辛くて仕方ないと思ったら、大人の発達障害を疑ってみましょう。
人間関係の悩みが続くと「うつ病」になることもあるので、精神科や心療内科などを受診して早めに治療しましょう。
ブラック企業

ブラック企業
仕事が続かない原因がブラック企業などの自分以外に原因がある場合には、無理して働いていても精神や肉体を蝕みいいことがありません。
対処法
ブラック企業だったら、仕事が続かないことを気にするよりも早めの転職が望まれます。
ただ、自己都合退職の場合、失業保険がすぐにはもらえなくて、収入が途絶えてしまうので、できれば在職中に転職先を見つけてから辞めたほうが収入面ではいいでしょう。
転職の時期が来て、退職願を提出して退職の意思表示をしても辞めさせてくれない会社がありますが、民法の規定では最低2週間あれば辞めることが出来ます。
どうしても辞めにくい場合は退職代行SARABAを利用しましょう。



まとめ
- 仕事が続かない原因と対処法
- 給料が安い
- 仕事内容が合わない
- 働く時間が長い
- 働く目的がない
- 通勤の満員電車がつらい
- 家が裕福
- 飽きっぽい性格
- わがままな性格
- 発達障害で人間関係が苦手
- ブラック企業
仕事が続かない原因を把握して、対処法を実践した結果、今の会社で仕事が続かないと判断した場合には転職をしましょう。
買い手市場になった今は、少しでも速く次の一手を打ちましょう。
転職する時は、転職エージェントなどの転職サービズを利用すると転職活動を効率的に進められます。

