
社内ニート 開き直り
社内ニートは仕事がないのに周りの目を気にして、仕事をしているフリをするので、すごく消耗します。
社内ニートになったら開き直りましょう。
会社は、社内ニートが仕事をしていなくても、簡単に辞めさせることはできません。
給料を払わなくてはならないので、社内ニートが辞めるのを待っています。
社内ニートになってしまっても、会社の思惑通りに辞めないようにしましょう。
開き直って自分のために時間を利用して、資格や専門性の高い勉強をしましょう。
専門性の高い勉強をして転職すれば、社内ニートから脱出できてキャリアも積めます。
まとめますと、「社内ニートになったら開き直り、勉強して転職して脱出しよう」です。
以下で詳しく解説しますので、どうぞ最後までごらんください。
社内ニートになったら開き直り

社内ニートになったら開き直り
ブラック企業にいて、月80時間以上も長時間残業している会社員の辛さは理解されますが、仕事がない社内ニートの辛さは理解されません。
社内ニートになったら開き直りましょう。
社内ニートの本人側に原因があれば、問題を解決出来るかもしれません。
会社側の原因で社内ニートになってしまったら、会社側がなんとかしてくれない限り、社内ニートからの脱出はできません。
毎日、心の中に引け目を感じて心を萎縮させてしまって、鬱々と過ごしていると精神的によくありません。
態度まで開き直ってふてぶてしくしなくてもいいです。
精神的に開き直って、自分自身が社内ニートを受け入れて図太くなってしまいましょう。
社内ニートになってしまったことを諦めるのもいいです。
諦める(あきらめる)というと、なんだか消極的なイメージがありますが、諦めるの語源は明らむ「あきらむ」から来ています。
物事のことわりを明らかにすることです。
あきらめるは、
- 思い切る
- 仕方がないと断念する
- 悪い状況を受け入れる
というような積極的な、前向きな意味があります。
仕方がないと断念し、いまの状況を受け入れてみると、対立するものがなくなるので、心が少し楽になると思います。
社内ニートになったら開き直りましょう。
社内ニートは勉強して転職して脱出

社内ニートからの脱出方法
社内ニートは、開き直っていたとしても、会社で何もしない状態でいるのは精神を病みます。
それに、せっかく与えられた時間がもったいないです。
時間はたくさんあるので、
- 社内ニートから脱出するために何ができるか?
- 何をしたらいいか?
を考えてみましょう。
社内ニートは、仕事をしなくても給料がもらえます。
でも、仕事をしていく上で培われるスキルがまったく身につきません。
窓際族のように、あと数年で退職するのなら、今更スキルを向上させる必要もないでしょう。
前途有望なあなたが、スキルの構築ができないのは大きな問題です。
今の会社で定年まで働ければいいですが、そんな長い年数を社内ニートとして暇や疎外感と戦えるでしょうか。
いくら開き直っていたとしても精神が持たないと思います。
なので、社内ニートを脱出するために、資格などの専門性の高い勉強を始めましょう。
資格取得の勉強
社内ニートが、これから数ヶ月続くか、数年続くかわからないでしょう。
スキルが身につかない時間を浪費するのはもったいないです。
再度、上司に仕事がないか聞いてみましょう。
仕事が無いようなら、時間もあることですし、将来に向けて勉強を始めましょう。
会社の机の上に広げて勉強できるのなら勉強すればいいです。
現実問題として、大多数のビジネスマンは会社で勉強をするのは難しいと思います。
勉強をしていることを隠す方法としては、テキストをコピーしておいて、ファイリングしておけば勉強しているようには見えなくて、仕事しているように見えます。
勤務中以外でも昼休みや休日にも集中して勉強しましょう。
ぜひ今後の人生や仕事に役に立つような専門性の高い勉強をしてください。
専門性の高い勉強
日本ではかつて経済成長が続いていたので、新卒で入社した人材を定年まで雇用する終身雇用制度が一般的でした。
経済成長が鈍くなって人材が流動化して終身雇用が崩壊したので、欧米型のジョブ型雇用制度の導入が進んでいます。
ジョブ型雇用制度では「高い専門性」が求められます。
今、転職するとしたら、テクノロジーを身に着けた流動性のあるスペシャリストを目指しましょう。
将来を見越した上で、2030年には約79万人もの人材が不足するといわれている、IT業界のエンジニアが狙い目です。
ITを使いこなして合理化を進める仕事や、人でなければこなせない仕事というのは、人手不足がさらに深刻になる可能性が高く、賃金は上昇していくだろう。こうした仕事に従事できる人はむしろ収入がアップする。一方で、単純作業に近いホワイトカラーの仕事は完全に余剰となり、賃金は大幅に下落すると考えられる。
出典:パナソニック「4000万円早期退職」、ついに「タダのおじさん社員」が生き残れない時代へ…!(加谷 珪一) | 現代ビジネス | 講談社(5/5)
Web系のエンジニアになるためには、資格は必ずしも必要ではありません。
業務系エンジニアやインフラ系エンジニアを目指す場合は、資格は非常に有効です。
転職
社内ニートが正社員として雇われているなら、雇用期間の定めのない雇用契約をしているはずです。
あなたに解雇されるべき特別な理由がないかぎり、会社の方から一方的にあなたを解雇することはできません。
しかし、あなたのほうから退職の意志を示すことはできます。
たとえば、会社の就業規則に「退職日の1ヶ月前に退職の意思を示さなければならない」と書いてあることがあります。
日本の民法では、退職日の2週間前までに退職の意思表示をすれば問題なく辞めることができます。
転職先の会社では、また最初から再スタートになりますが、転職をしたら今までの社内ニートではなく、心機一転で一からやり直せます。
専門性の高い勉強をしていれば、転職には、なおさら強みになります。
今の会社に入社する時にも企業研究はしていたと思います。
今度は社内ニートにならないように転職の準備期間に、自己分析と企業研究を綿密にしてください。
ただ、企業研究をするとしても、自分の力だけで調べるのには限界があります。
企業のわからない部分もあります。
社内ニートだった場合、面接で履歴書や職務経歴書の見せ方もポイントになります。
転職サービスの中の転職エージェントを利用して、転職のプロからアドバイスをもらうと、転職の成功率が上がるでしょう。
社内ニートだった場合には、転職できるか不安だと思います。
未経験OKや20代に強い転職サービスのマイナビジョブ20'sや就職shop
なら社内ニートでもほぼ大丈夫でしょう。
会社は社内ニートを辞めさせられない

会社は社内ニートを辞めさせられない
そもそも社内ニートは、仕事を拒否しているわけではないはずです。
与えられた仕事をしないのであれば問題です。
労働者は時間を切り売りしてサラリーを得ています。
会社は一定の時間の中で指揮命令して仕事をさせなければなりません。
労働者がちゃんと出社して仕事ができる状態で待機しているのに、上司が仕事を与えないのは、労働者に対して仕事を命令して仕事をさせる権利を放棄しています。
社内ニートは、働いてなくても当然、給料を貰えます。
社内ニートでも正社員なら雇用期間の定めのない雇用契約をしているので、会社の方から一方的に解雇することはできません。
会社としては、仕事を作って正当に仕事を与えてみて、仕事ができるかできないかの判断や評価がなされるべきです。
社内ニートが生まれる原因

社内ニートが生まれる原因
社内ニートは「窓際族」と似ています。
窓際族は定年間際の年配のおじさん的なイメージです。
社内ニートは若い人も含まれます。
社内ニートが生まれる原因は、
- 会社側
- 本人側
- または両方
に原因があります。
会社側の原因として、
- 新人を受け入れるための教育体制が整っていない
- 部署にある仕事の絶対量が少ない
- 人が余っている
本人側の問題として、
- 仕事のスピードが遅くミスも多い
- 本人にやる気があっても仕事への意欲が伝わらない
- プライドが妙に高く質問しないし聞く耳も持たない
- 仕事をつまらないと思い、仕事への意欲がなくなっている
- 上司からの指示を待っている
- 優秀すぎて仕事が速く終わってしまうので暇になる
労働に対する価値観の違いからの社内ニート

労働に対する価値観の違いがあります
昔読んだ本を思い出しました。
アメリカ人が仕事中に暇そうにしている日本人を見て「働かなくていいなんて、あなたは会社にどんな貢献をしたの?」と、聞いたそうです。
欧米のキリスト教文化は、神が労働を苦役や罰としして課しているからです。
苦役や罰である労働をしないで、褒美である給料だけもらえるのは、会社に多大な貢献をして労働を免除してもらっているのだろうと思ったわけです。
国や生まれ育ってきた環境や教育が変われば、モノの考え方も違ってきます。
日本では、神様の乗り物の神輿(みこし)はみんなで担ぎます。
1年で一番忙しい田植は、地域の人々がみんなで協力して共同作業で行われていました。
集団と対立せず集団に仕え、みんなで何かを成し遂げるという意味での、全体主義的な日本企業にいます。
そんな背景があるので、社内ニートは他人と違い、自分だけ仕事をしていないという感覚を受け入れがたいと思います。
この疎外感的な精神状態を続けると、最後には精神を破壊してしまいます。
社内ニートになったとしても、自分の心を正常に保つために、決して深く考えすぎないようにしましょう。
欧米では労働は罰なのですから、自分は罰を与えられて仕事を干されているのではなく、働いている方が罰で働かされていると思ってください。
社内ニートになったら「開き直ってもいい」ので、決して自分をせめることだけはしないでください。
約100年前にイギリスの経済学者ケインズが言いました。
人類が、食べるために働かなくても良く、自由になった状態では、
- 目的を喪失
- 暇を持て余す
- ノイローゼになる
そうです。
社内ニートは、勤務先には通勤しているので、ケインズがいっている状態とは少し違います。
人間は暇になって何もしない状態に置かれることで精神を病んでしまうのです。
まとめ
- 社内ニートになったら開き直り
- 社内ニートは勉強して転職して脱出
- 勉強
- 転職
- 会社は社内ニートを辞めさせられない
- 社内ニートが生まれる原因
- 労働に対する価値観の違いからの社内ニート
について解説させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
今の会社にいて、社内ニートを脱出するための兆しが見えればいいです。
長いトンネルに入っている状態なら、専門性の高い勉強をしつつ、転職活動も始めてみてください。
転職活動を始めてから、内定をもらうまでに3~6ヶ月要します。
早めに転職活動を開始しましょう。
では社内ニートからの脱出に向けてがんばってください。
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