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給料が低い仕事してる?最低賃金の確認と給料を上げる方法

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給料が低い仕事

給料が低い仕事

給料が低い仕事を選ぶことは、生活の安定性に大きな影響を与えることがあります。

現在、給料が低い仕事をしていて生活できないなら、最低賃金以下の給料ではないか疑ってみましょう。

本記事では、自分の給料が低賃金の仕事だと思ったときの最低賃金の確認方法と、給料を増やすための方法について解説します。

給料が低い仕事してる?最低賃金の確認

最低賃金以下でないか確認しましょう

最低賃金以下でないか確認しましょう

労働者は、最低賃金以上の給料をもらう権利があるので、まずは自分の給料が最低賃金以上かどうかを調べてみましょう。

  • 最低賃金の確認をしよう
  • なぜ最低賃金以下なのか
  • 最低賃金以下だったら

最低賃金の確認をしよう

自分の給料が低いと思ったら、最初にすることは、最低賃金以下でないかを確認しましょう。

最低賃金の計算方法は下の厚生労働省のページをご覧ください。

最低賃金額以上かどうかを確認する方法|厚生労働省
最低賃金額以上かどうかを確認する方法について紹介しています。

もっと詳しく知りた方は、都道府県労働局又は最寄りの労働基準監督署に問い合わせましょう。

なぜ最低賃金以下なのか

最低賃金以下の給料しか支払わない企業は、営業利益を高くするために、労働者が頑張って働いているのに、労働の対価としての賃金を少しでも切り詰めようと考えています。

企業が賃金を出し渋ってしまうと、労働者の生活が脅かされたり、企業間の公正な競争が阻害されてしまうので、1959年から最低賃金制度が導入されています。

最低賃金以下だったら

最低賃金法はすべての労働者に適用されるので、上記のサイトで計算してみて、自分の賃金が最低賃金以下だった場合には、まずは会社の上司に言ってみましょう。

労働者は最低賃金以上の賃金をもらえる権利があるし、企業は最低賃金以上の賃金を支払わなければなりません。

会社があなたの言うことを聞いてくれない時には、匿名での相談ができるので、労働基準監督署に相談しましょう。

給料を上げる方法

生活するのが大変

生活するのが大変

最低賃金をクリアしていても、給料が低い仕事をしていたら、生活するのが精一杯でしょう。

あなたが男性で、給料が低い仕事なら結婚もできないでしょう。

あるアンケートでは、自分の彼氏の給料を「正確に知ってる」と「大体知ってる」と答えた女性は全体の67%います。

女性なら、将来結婚するかもしれない彼の給料は、とても気になるところでしょう。

共働きすれば結婚が出来るでしょうが、余裕を持った生活をするには、自分の給料は今よりたくさんあるに越したことはありません。

下記に紹介する方法で収入が増えるかもしれません。

  • 残業をする
  • 給料を上げてもらえないか交渉してみる
  • 副業する
  • 転職する

残業をする

働き方改革で、以前に比べて残業に関する規制が厳しくなって、残業時間の上限が決められていますが、給料を増やすことを目的にする場合は、残業手当を増やすことを考慮にいれましょう。

残業をしずらくなっているかもしれませんが、昼間に終わらなかった仕事がある場合には、なるべく残業をして残業手当をもらいましょう。

時代に逆行しているような印象を持たれますが、残業時間規制を行ったために、残業代の減少で様々なローンの支払いや生活費が払えなくなっています。

給料が低い仕事の人が、もっと高い給料をもらえる企業へ転職しなければならなくなれば、企業にとってのダメージは大きいと思います。

残業時間規制は、生産性向上や、働きすぎによる健康への影響を軽くする目的があると思います。

あと、経営者と一体的な立場にある「管理監督者」である場合には、残業代が出ませんが、管理職でも、法定労働時間を超えた場合には残業代がもらえるケースがあります。

給料を上げてもらえないか交渉してみる

給料を上げてもらえないか、交渉してみましょう。

いまの給料が、あなたの働きぶりに見合っているかどうかを知るには、あなたの適正な年収をツールで査定して市場価値を知ることです。

年収査定をするには、doda会員登録(無料)をすれば利用できます。

あなたの適正年収を査定するツールは、診断・書類作成ツールをクリックすると、でてくる「年収査定」というツールです。

査定時間は3分で、あなたの適正年収がわかります。

doda会員登録はこちらからできます。

転職サイトはdoda

「年収査定」であなたの適正な年収がわかったら、給料交渉の際に具体的に金額を提示しましょう。

給料交渉するタイミングは、会社で定期的な給与査定を受ける時期の数ヵ月前に交渉を開始しましょう。

あなたが「給料以上の働きをしている」「なにか成果をあげた」時には、自信をもって給料交渉をしましょう。

副業する

2018年に、副業を解禁する大手企業が増えましたが、特に最近はコロナ禍による給料の減少を緩和するために、副業を開始する人が増えています。

自分が働いている会社が副業禁止でなければ、副業に取り組んでみましょう。

在宅で出来る副業を紹介します。

Webライター

Webライターの仕事内容

インターネット上にある、Web(文字や画像、動画などを見るための仕組み)を利用して、ニュースサイト記事、インターネットメディアのコラム、お役立ち情報記事、ECサイト紹介文などのWebサイトの文章を書く仕事です。

Webライターになるには

在宅でできるWebライターの仕事は、クラウドソーシングのクラウドワークスやランサーズでWebライターを募集しているのでWebライターの仕事を受注します。

Webライターの収入

Webライターの収入は、低単価では1記事2,000文字で200円などで募集している案件があり、この場合1文字にすると0.1円です。

一般的な相場は、1文字あたり0.5円から3円ぐらいですが、未経験者からだと1文字約0.5円ぐらいなので、時給1,000円を目指すのであれば1時間で2,000文字書く能力が求められます。

未経験を脱して1文字1円の案件に応募して、2,000文字の記事を1日1本書いて1ヶ月に23日働いたとすれば、月46,000円になります。

クラウドソーシングで仕事をする場合、例えばクラウドワークスでは、システム使用料と別途振込手数料が発生します。

システム使用料は契約金額で変動しますが、5%~20%です。受取金額は(契約金額+消費税)-(システム利用料+消費税)

契約金額が46,000円だった場合は、46,000×1.1-46,000×1.1×20%×1.1=39,468円になります。

年収に換算すると約47.3万円になります。

もっと大きく稼ぎたい場合は、高単価記事案件に厳選して応募しましょう。

ブロガー・アフィリエイター

ブロガー・アフィリエイターの仕事内容

ホームページ作成ソフトの「ワードプレス」などを利用して情報ブログを作成し、掲載している広告から収入を得る職業です。

ブロガー・アフィリエイターになるには

誰でもなれます。

ブロガー・アフィリエイターの収入

高収入なブロガーやアフィリエイターは月に500万円以上稼いでいますが、過去にはアフィリエイターの95%は月収5,000円も稼げないと言われていた時期がありました。

最近の統計では、約50%が月5,000円以上稼げるようになっているようです。

稼げるまでに半年~1年以上の日数がかかるし、必ず稼げるとは限らないので、貯金などの余裕がないと始めても続けられずに辞めてしまうでしょう。

データ入力

データ入力の仕事内容

データ入力は一般的に、勤務先や依頼主から提供された文字や数字などのデータを、パソコンを利用して入力し、場合によっては校正まで行う仕事です。

データの内容は、顧客情報や契約内容など多岐に渡ります。

データ入力者になるには

在宅でデータ入力の仕事を行うには、クラウドワークスやランサーズに登録して仕事を探します。

データ入力の収入

在宅で行えるデータ入力の仕事の時間単価の平均は、約1,000円なので、1日2時間で1ヶ月に23日働いたとすれば、Webライターとおなじで、1,000円×2時間×23日=46,000円になり、システム使用料が取られて、年収約47.3万円になります。

転職する

いまの会社で給料交渉しても昇給が望めないなら、思い切って転職して給料を上げましょう。

転職先に選ぶ企業ですが、給料が低くない業界にある企業がいいです。

今までにスキルを培ってきた事務系や営業系や販売系などの職種のまま、儲かっていて年収が高い業界にチャレンジしましょう。

業界が違えば一気に給料が上がる可能性が高まります。

転職のプロの転職エージェントに相談すれば、無料で企業の採用担当者との給料交渉のアドバイスや交渉までも代行してくれます。

さらに応募書類の添削や面接対策もしてくれるので、転職するときに利用すれば大きなメリットになります。

転職サービス比較!おすすめ22社からさらに絞り込み検索
本サイトでは、転職サービスとして、以下の転職関連のサービスを提供している民間企業や公共機関を紹介しています。 転職サービスを選択するときに、希望の条件に少しでも近くなるように、一覧表で比較・絞り込み検索・並び替えができます。

まとめ

あなたの給料が低い仕事だと思ったら、

  1. 給料が低い仕事だったら最低賃金の確認
  2. 給料を上げる方法
    1. 残業をする
    2. 給料を上げてもらえないか交渉してみる
    3. 副業する
      1. Webライター
      2. ブロガー・アフィリエイター
      3. データ入力
    4. 転職する

以上でご紹介した色々なアプローチで給料を上げましょう。

参考:
「最低賃金制度について」(厚生労働省)
「労働基準法について」(厚生労働省)
この記事を書いた人
かつ

こんにちは
「かつ」と申します。
「大転職時代」がやってくると言われて久しいです。
転職マニアだった20代は悲惨な末路を予感したので、リクルートエージェントを利用した先輩の誘いで転職しました。
結果、やりがいがあって高収入の仕事に就くことができ、転職エージェントの力に驚きました。
17年後、老害になりたくなかったので自分より優秀な社員を採用後、早めの40代で退職。
主に経理に従事しつつ採用も経験しています。

転職の時代
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